モンゴル帰りの尾木ママ 貴ノ岩の訴訟取り下げは「お国の事情感じさせられる」
教育評論家の尾木直樹氏が30日、公式ブログを更新し、この日、元横綱日馬富士への訴訟を取り下げた前頭貴ノ岩について、モンゴル帰りとして背景を解説している。
尾木氏は「モンゴルと日本の歴史と文化・価値観の大きな落差!」と題した投稿で、「今月JICAのお仕事でモンゴル訪問した」ことを明かし、「日本では不可解極まりない 正しい訴訟の取り下げ問題 取り下げざる得ない貴ノ岩の気持ちや立場 すごく分かります!」と、貴ノ岩に同情した。
モンゴル帰りの尾木ママは「・日馬富士の人気、尊敬は大変なもの・日馬富士の社会貢献、中でもモンゴルの人々が切望している教育支援はこの9月にモンゴル一番の学校を開校。大変な期待と感謝をされている最中です。・モンゴルでは目上の人、横綱への畏敬の念は日本では誰も想像できないほど絶大です。・さらに、お酒を飲んでトラブルになったら殴り合うのもかなり日常的らしいのです・大先輩に失礼を働いた若者は殴られて当然だと言うムードがありました。中には、貴ノ岩はモンゴルへ帰ることは出来ないのではないかーーと危ぶむ声までありました」といった現地の事情を説明。
「暴力反対 裁判支持ですが お国の事情 かなり感じさせられていますーー」と嘆息している。