十朱幸代 「心の中でサヨナラ」…初の自叙伝出版、亡くなった元恋人を悼む

 女優・十朱幸代(75)が28日、都内で、芸能生活60年にして初の自叙伝「愛し続ける私」(集英社)の発売記念イベントを行った。過去に事実婚の経験はあるものの独身を貫いており、恋愛遍歴について告白。実名は伏せてはいるが、約30年前に真剣交際が取りざたされた、13歳年下だった西城秀樹さん(享年63)を連想させるエピソードも含まれている。

 会見でも実名に触れることはなかったが、「40代終わりだと思うんですけど。お互いの家族や周りの大きな反対で、自分もそこを押し切る自信がなかった」と破局を迎えた理由を回想。今年5月に亡くなった元恋人を、「お別れしてからは全然お目にかかってなくて。ご病気の映像には驚いていました。心の中でサヨナラをしました」と悼んだ。

 意味深タイトルについて、「私がつけたんじゃないんです。編集者がこれが1番目立つと」と裏事情を暴露。最近の恋には「夢中になってるのは…相手が女」と切り出してから、「犬です!目新しい報告はありません」と続けてオチをつけていた。

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