市川崑監督メガホンの「東京オリンピック」 観客動員最多記録36年保持

 「殯(もがり)の森」「あん」「光」などを監督し国際的な映画賞の常連でもある映画監督の河瀬直美監督(49)が、2020年東京五輪・パラリンピックの公式映画監督に就任したことが23日、発表された。日本開催の大会の公式映画は、64年の東京大会での市川崑監督、72年札幌大会の篠田正浩監督(87)、98年長野大会のバド・グリーンスパン監督に続く4作目。五輪公式映画全体では5人目の女性監督となる。会見した河瀬監督は「運命のような感じ」と喜びを爆発させた。

 1964年の夏季東京大会では、故・市川崑監督がメガホンを取り、「東京オリンピック」が制作された。65年3月に公開され、観客動員数1950万人を記録。01年の「千と千尋の神隠し」に塗り替えられるまで36年間にわたって国内最多記録を保持し続けた。

 冬季大会では、72年札幌大会で篠田正浩監督(87)による「札幌オリンピック」、98年長野大会で故・バド・グリーンスパン監督による「1998長野オリンピック名誉と栄光の物語」が制作された。

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