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田中大貴アナ、村田の“金言”で一歩踏み出す フジテレビ退社しマルチに活躍

 瞳は輝いていた。4月末にフジテレビを退社した田中大貴アナウンサー(38)。5月からオスカープロモーションに所属し、フリーアナとして現場の最前線で実況やMC、取材と活動の幅を広げている。「幸せです。いろいろなことをやらせてもらっています」。自らも競技経験がある高校野球、東京六大学野球の実況や執筆活動など、これまで経験したことがない仕事に取り組む毎日は刺激的だ。

 安定したキー局のアナウンサーという肩書から“卒業”し、約半年が経過した。背中を押してくれたのは、親交のあるボクシングの前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)=帝拳=だった。「大貴さん、踏み出すのは怖いです。けど、踏み出した瞬間、怖くなくなりますよ」。自分にきっかけを与えてくれた“金言”は、大切に胸に刻み続けている。

 田中アナは「30代半ばでキー局のMCをしていた男性アナウンサーって、辞めたことないんですよ。誰もいない、というのも大きかった。僕は“初めて”って言葉は大事だと思うので」と力を込める。オスカー初の男性アナとして未知の世界に挑戦し続け、自分に数多くの“初めて”を積み重ねていく。それが、これからの目標だ。

 地元への思いも日増しに強くなっている。兵庫県小野市出身で、県立小野高校では“松坂世代”の1人として甲子園を目指した。

 「関西でも仕事をしていきたいですね。大きな話なんですけど、地元出身の方が僕というフィルターを通して帰って来たくなったり…。そういう人を増やしていければ最高です」。先日、卒業以来初めて訪れた母校で講演を行った。今後は、育ててくれた人や場所にも積極的に“恩返し”をしていくつもりだ。

 ネットやケーブルテレビなどの普及、発達もあり、“伝える”ための媒体に垣根はなくなりつつある。「野球はもちろんですが、いろいろなジャンルで活躍できればと思っています。フットワークは軽くなっていますし、全方位でやっていきたい」。白球を追った学生時代に負けない情熱で、無限に広がるフィールドを走り続ける。(デイリースポーツ・大西修平)

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