お笑いタレントのフジモンこと藤本敏史が６日深夜にＡＢＣテレビで放送された「松本家の休日」に出演し、共演した事務所の先輩・宮迫博之に“エピソードパクリ疑惑”を突きつけた。藤本は「僕が間違っていたらごめんなさい」と低姿勢ながらも迫り、最後は謝罪した。

　藤本は、以前に大阪で仕事していた時のこととして、深夜にテレビを見ていたら「松本家の休日」を放送していたので見ていたと語った。藤本は「（大阪の）新世界の串カツで飲んでましたよね。宮迫さんが新世界で昔、ロケやってた時のエピソードで、おっさんが鉄の棒をぐいっと曲げたという話をしていた。その話…僕も持ってるんです」と言いにくそうに話した。

　宮迫は冷静に「だって一緒にロケしてたやん」と返した。藤本は「え？一緒にロケいてました？」と即座にツッコんだ。宮迫は一緒にいたと応じ、「おっさん」なる人物がむこうずねで曲げたと、しぐさも再現した。

　それでも藤本は納得いかず、「いてました？ほんまに？」と質問。宮迫が「いたと思うで」と答えると、藤本は「じゃあ、大丈夫です」と、いったん引き下がった。ここでダウンタウン松本人志が「要するにフジモンは何が言いたいわけ？」とツッコミを入れた。

　藤本は「宮迫さん、エピソードをパクったのかなと思っただけで」と話すと松本も宮迫も出演者は大爆笑。「パクリ疑惑！」の声が飛んだ。藤本は「ごめんなさいね宮迫さん。後で言わないでくださいね。怒るならここで怒ってください」と謝罪しつつも、「そのおっさんがカンペ出してきたん覚えてます？」と再びツッコミ始めた。

　宮迫が「うん。薄力粉がないやろ」と応じると藤本は「いてはりました」と、ようやく納得いった様子。宮迫は「みんな笑って収録が止まったんやから覚えてるよ。同じことを見てるねんから同じこと話すよ」と冷静に対応。松本が「これはちょっと遺恨残す。宮迫に対してそういうふうに思ってる」と話すと藤本は強く否定し、「本当にごめんなさい」と何度も謝罪。宮迫は「怒らへんわ、そんなことで」と笑いながら応じ、先輩としての貫禄を見せた。