本庶氏ノーベル賞 「オプジーボ」効果で小野薬品株が年初来高値更新

 ノーベル医学生理学賞に選ばれた本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授(76)が、受賞決定から一夜明けた2日、妻の滋子さん(75)と京大(京都市左京区)で記者会見した。

 2日の東京株式市場で小野薬品工業の株価が上昇し、年初来高値を付けた。本庶氏の受賞決定で、同社のがん免疫治療薬「オプジーボ」が再び注目されたことが買い材料となった。小野薬品株は午前の取引開始直後に前日終値比220円高の3430円まで上昇し、終値は98円高の3308円だった。

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