演歌歌手・中村仁美（年齢非公表）が２１日、都内で新曲「冬紅葉」の発売記念イベントを開催した。中村はもともと戸川よし乃の芸名で２０１２年に歌手デビューしたが、今年６月に事務所移籍を機に心機一転。本名に改名した。

　改名後の初のリリース作品となる新曲で、イベントではオープニングで熱唱。来場者には出身地・北海道士幌町のある十勝地方の名物・豚丼を、自ら調理してふるまった。

　応援に駆けつけた同じ北海道出身で所属事務所の社長で演歌歌手の松前ひろ子（６８）から「心からかわいいと思ってもらえる女性になってほしい。（同じ事務所の）松前ひろ子、三山ひろしに続いてほしい」と激励された。

　中村は「自分が大切にしていた本名に改名できて本当にうれしい。皆さまの応援があってここまで来られましたが、この先なお一層精進して恩を返せるように頑張ります」と再出発への決意を語っていた。