門脇麦 「泥臭くてもキラキラムービー」…故若松孝二監督を描いた新作映画

舞台あいさつした(左から)井浦新、門脇麦、白石和彌監督=東京・テアトル新宿
舞台あいさつした(左から)井浦新、門脇麦、白石和彌監督=東京・テアトル新宿
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 女優の門脇麦(26)が20日、都内で行われた主演映画「止められるか、俺たちを」(10月13日公開)の完成披露試写会に登場した。

 映画は2012年10月17日に交通事故で76歳で亡くなった若松孝二監督と若松プロダクションの人々をエネルギッシュに描いた青春群像劇。共演の俳優・井浦新(43)や白石和彌監督(43)を筆頭に、出演者・スタッフは若松監督と実際に仕事をともにしていたメンバーがほとんどだった。

 数少ない“若松監督と会ったことはない”組だった門脇は「新さんとか、先輩方が(実像とのギャップに)苦しんでるのを見ながら、フラットでいるのが役割でした」と現場では一歩引いたポジションだったことを告白した。一方で、情熱で突っ走りながら映画製作を続けていた60、70年代の若松プロの人々の姿については「映画作りってこうあってほしいと思いながらやってました」とあこがれを持って見つめていたことも明かした。

 劇中では若松監督(井浦)らと映画制作に情熱を燃やすスタッフ・吉積めぐみさんを演じる。「今から見ると暑苦しくて、泥臭くて、スマートじゃないかもしれないけど、でもかっこいい。これぞ青春キラキラムービーです」と作品の持つ輝きを強調した。

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