元ＳＭＡＰ・香取慎吾（４１）が１９日、仏・パリのルーブル美術館で、初の個展「ＮＡＫＡＭＡ　ｄｅｓ　ＡＲＴＳ」の初日を迎えた。

　広報大使を務める日仏友好１６０年記念イベント「ジャポニズム２０１８」の公式企画で、日本の芸能人としては異例の、世界有数の美術館での展覧会が実現した。仲間とのつながりをコンセプトに、ポップな色彩の絵画やオブジェ、衣装デザインなど１００点を、芸術の都で展示。「信じられないです。光栄であると同時に感動と感謝しかありません」と感慨にふけった。

　ジャニーズ事務所を退所時には、“画家転身”とも噂された香取。横４・５メートル×縦１・５メートルの絵画には「ｌｉｅ　Ａｒｉｇａｔｏ」（ウソ、アリガトウ）と命名し、「『香取、画家になる』という記事が出ましたが、その時のウソのおかげで今があり、フランスに来られたという意味を込めて作ってます」と制作秘話を告白した。

　前日の内覧会には、稲垣吾郎（４４）、草なぎ剛（４４）も参加。稲垣は「ルーブルで個展ができるなんて興奮します」、草なぎも「展示全体を見るとちゃんとしたストーリーになっている」と感心していた。