笠井アナ、悲痛 西城さんに続きさくらさんも…ドラマで戸川先生役 直筆手紙公開

 フジテレビの笠井信輔アナウンサーが28日、同局「とくダネ!」で、乳がんのため亡くなった漫画家のさくらももこさんから送られた直筆の手紙を公開。「ちびまる子ちゃん」でエンディングソングを歌った西城秀樹さんに続き、さくらさんも天国に旅立ったことに、声を詰まらせ悲痛な思いを伝えた。

 笠井アナは、フジテレビで放送された「ちびまる子ちゃん」の実写ドラマで、まる子の担任の戸川先生を演じていた。撮影期間中もさくらさんは一度も撮影現場に姿は見せなかったといい「それは、自分がちびまる子ちゃんなので、会った時に『この人がちびまる子ちゃんだ』というギャップは良くないので、アニメのイメージを大事にしたいと。その思いがとても強くて」と説明した。

 そのため、笠井アナもさくらさん本人とは会っていないが、ドラマ放送後に直筆の手紙をもらったという。番組では、その手紙を公開。「毎朝、笠井さんの番組を拝見させていただいております。先日はドラマで戸川先生の役を演じて頂き、本当にありがとうございました。とてもうれしかったです。ずっと前から笠井さんをTVで拝見しておりましたので、すごく親しみを感じる戸川先生でした」と、さくらさんの独特の文字で感謝がつづられていた。

 この文面を紹介すると、たまらず声を詰まらせ「本当に、今となってはこのお手紙も宝物なんですけど、西城さんが亡くなって、西城さんのことが大好きなさくらさんも亡くなって。天国でお会いできているといいなって…。そう思うしかありません」。

 笠井アナと公私に渡って親交の深かった西城秀樹さんは、「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「走れ正直者」を歌っていたが、その西城さんが亡くなってわずか3カ月。続く悲しみに、笠井アナも声を震わせていた。

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