さくらさんの闘病知っていた数少ない親友、吉本ばななさん悲痛、友情に感謝

 作家・吉本ばななさん
 代表作「ちびまる子ちゃん」のコミック
さくらももこさんが描いた自画像(C)M.S
3枚

 「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさん15日、亡くなっていたことが27日、明らかになった。53歳。漫画の「まる子ちゃん」がそのまま、さくらさんの“分身”のようだった、と関係者は語る。親交が深かった作家・吉本ばななさん(54)は、あまりに早すぎる死を悼んだ。

 吉本さんは「青春を共に過ごしたももちゃん、闘病は知っていましたが、いつも元気にメールをくれるから回復を信じていました。言いがたいほど淋(さび)しく、残念です。」とがんと闘いながらも、さくらさんが明るく元気なメールを届けてくれていたことを告白。「友だちとして、たくさんの楽しい思い出をありがとう。私たちの時代に、まるちゃんやコジコジをもたらしてくれて、ほんとうにありがとう。」と青春時代から変わらぬ友情に感謝した。

 公式ツイッターでも「ももちゃん、私たちの時代に、まるちゃんやコジコジや…笑顔と乾いたすばらしいユーモアを、すばらしい線を、色彩を、ありがとう」と感謝。病気について「発表されるまでは、いくら聞いても信じまいとしていました」と明かし、「たくさんの思い出をありがとう。安らかに!」と、別れを告げた。

 吉本さんの1990年の対談集「FRUITS BASKET」にさくらさんとの対談が収録されるなど、2人は長い親交を結んでいた。2015年10月5日のさくらさんのブログには「吉本ばななさんが遊びに来たよ!」と題して、「すごく久しぶり」に「積もる話」をしたことや、双方の子供が仲良く会話していたことなどがつづられている。

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