GENERATIONS 初の大トリで躍動! 大役果たした

 エイベックス主催の野外音楽フェス「a-nation2018」大阪公演が19日、ヤンマースタジアム長居で最終日を迎えた。初のトリを務めたGENERATIONSは13曲で4万人を盛り上げて、3年ぶりの大阪開催となった“夏祭り”を締めくくり。ほかにも倖田來未(35)、Dream Ami(30)、SUPER JUNIOR、Da-iCEら15組が出演した。25、26日には味の素スタジアムで東京公演が行われる。

 心地よい夜風が吹く客席に、熱狂の渦を起こした。5年連続の出場にして、初めてトリを任されたGENERATIONS。かつて兄貴分のEXILE、三代目J Soul Brothersも担った大役のバトンを、一族の三男坊がしっかりと受け継いだ。

 メンバー7人が横一列でせり上がって姿を現すと、ナニワっ娘から黄色い大歓声。ボーカルの数原龍友(25)は「平成最後の夏、最高の思い出を作りましょう!!」と呼びかけると、アップテンポな「BIG CITY RODEO」やバラードの「また、アシタ」などを、緩急をつけた構成で繰り出した。

 中盤にはフロートに乗り込んで場内を一周し、大トリの特権を満喫した。ラスト13曲目の歌唱前には、東京育ちの関口メンディー(27)が「最後、悔いなく盛り上がれる人、どれだけおるん?俺知ってるねん。道頓堀まで届くぐらい、みんなが声出るって」と不慣れな関西弁であおりトーク。故西城秀樹さん(享年63)の国民的ソングをカバーした「Y.M.C.A.」の、おなじみの振り付けで会場が一体となり、クライマックスを飾った。

 次なる野望への第一歩も刻んだ。今月5日に初の単独ドームツアーを終えたばかりだが、新たな目標に定めたのは、EXILE TRIBEでも2例目となるスタジアムツアー。大観衆からの視線が注がれた長居のステージは、近い将来、かなえるであろう夢に向けた最高の“リハーサル”となった。

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