富田靖子、7年ぶり舞台に「なんで話をうけちゃったんだろう」 映画版は吉永小百合

舞台「母と暮せば」の製作発表に参加した富田靖子(左)と松下洸平=東京・紀伊國屋ホール
舞台「母と暮せば」の製作発表に参加した(左から)こまつ座・井上麻矢代表、畑澤聖悟氏、富田靖子、松下洸平=東京・紀伊國屋ホール
舞台「母と暮せば」の製作発表に参加した富田靖子(左)と松下洸平=東京・紀伊國屋ホール
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 女優・富田靖子(49)が27日、俳優・松下洸平(31)と二人芝居で親子を演じる舞台「母と暮せば」(10月5日初日、東京・紀伊國屋ホールほか)の都内で行われた製作発表に出席した。

 15年12月公開でヒットした映画版は、故井上ひさしさんが願った『父と暮せば』の対になる作品を残すという構想を受け継ぎ、長崎で被爆した母(吉永小百合)と亡き息子(二宮和也)の幽霊の交流をつづった山田洋次監督(86)の初ファンタジー作品。

 11年11月の「炎の人」以来、7年ぶりの舞台出演となる富田は「映画では吉永小百合さんがやられた役を自分がやって、(しかも)7年ぶりの舞台で…。いろいろお話を聞いてると、何でお話を受けちゃったんだろうって“ウ~”ってなってたところ」と苦笑した。それでも、「自分は九州(福岡)出身なんで、やりたいと思う」と前を向き、「どこまでたどり着けるか分からないけど、後は息子に任せます」と続けて松下を笑わせた。

 松下は、演出の栗山民也氏から「この作品は一切の妥協を許さない。とんでもない作品になると思う」と言われたことを明かし、「突き刺してくるような言葉で、栗山さんの覚悟が伝わってきた」と気を引き締めていた。

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