「エヴァ」新作は2020年公開 東映・東宝・カラーが共同配給
人気アニメシリーズの劇場版最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が2020年に公開されることが20日、分かった。同日、全国の劇場で特報が上映され発表された。同シリーズは07年に公開された「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」を皮切りに09年に「-破」、12年に「-Q」が公開された。新劇場版シリーズの完結となる。
「シン・-」では、シリーズを手がけてきた庵野秀明氏が引き続き総監督を務める。公式ホームページではラフなイラストに「続、そして終。」「非、そして反。」という意味ありげなキャッチコピーが添えられているのみ。ファンにとっては待ち遠しい2年間となりそうだ。
「-序」は興行収入20億円、「-破」は40億円、「-Q」は53億円と数字も右肩上がり。庵野氏は「シン・ゴジラ」(16年)で興行収入80億円超のヒットを記録しただけに、新作には大きな期待が寄せられている。
配給は制作も手がけるスタジオカラーとともに、東映と東宝が名を連ねている。関係者によると、ライバル企業でもある東映と東宝が共同配給を手がけるのは史上初めて。作品に対する期待の高さを示している。