渋谷天外 妻・滝由女路さんの最期を明かす「思い残すことはないと言っていた」

 初日を終え、会見した(左から)久本雅美、渋谷天外、藤山扇治郎=都内
「劇団創立70周年記念公演 松竹新喜劇」の初日を終え、会見で還暦祝いのケーキを贈られた久本雅美(中央)と渋谷天外(左)、藤山扇治郎=東京・新橋演舞場
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 松竹新喜劇代表の渋谷天外(63)が13日、東京・新橋演舞場で「劇団創立70周年記念公演 松竹新喜劇」の初日を終えて久本雅美(60)、藤山扇治郎(31)と会見し、6月8日に亡くなった妻で元女優の滝由女路(享年63)=本名・渋谷久代=さんの“最後の姿”を明かした。

 滝さんは末期のすい臓がんで和歌山県内の病院に入院していた。渋谷は「この公演と9月(大阪・松竹座)の公演は見たいと言っていた。きっとどっかから見ているでしょう」と話し、滝さんの最後の様子を「『楽しかった。思い残すことはない』と言っていた。眠るような最後でした。延命措置は一切していません」と明かした。この公演では、楽屋に滝さんの写真を飾っているという。

 渋谷は滝さんの四十九日を前に「じわじわ来てます」と妻を亡くした悲しみを口にしたが、最後には喜劇俳優らしく、しゃれっけたっぷりに「来年は次の嫁さんをもらいますわ。無理ならいいお手伝いさんを。(和歌山の)ドンファンみたいに」と話した。

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