西野ジャパンにサポーター大熱狂 タワーがPVで揺れた

 日本代表がサッカーW杯でベルギーに敗れた3日未明、各地でパブリックビューイング(PV)が行われ、東京・スターライズタワーのPVには平日の午前3時開始にもかかわらず、満席の450人が集結。声を枯らし応援した。

 スターライズタワーのPVでは、試合終了と同時に静寂が訪れ、拍手がわき上がった。「堂々たるベスト16」という実況が聞こえると、さらに大きな拍手が会場を包んだ。大画面の先、遠いロシアの地で涙する代表戦士に「ありがとう!」の思いを届けた。

 0-0で折り返し後、ドラマのような後半戦に会場も揺れ動いた。ド深夜にもかかわらず、気合の入った応援団がサポーターを鼓舞する中、3分後に原口のゴールで先制。重苦しいムードは一変し、お祭り騒ぎに。同7分に乾の一撃で2点差とすると、悲願の8強がちらつき、ボルテージは最高潮に。得点シーンのリプレーのたびに沸き、日本が敵陣に攻め込むたびに総立ちになる場面が続いた。

 しかし、後半24分に1点差とされ、さらに5分後には同点に。ロスタイムでMF本田圭佑のFKが外れるとため息が充満。延長目前でシャドリの決勝ゴールを許すと、悲鳴が上がった。

 天国からの悪夢-。それでも、不満の声は一切なかった。千葉から車で訪れた30代男性1人&女性2人も「悔しいですけど、すごくいい試合だった」とうなずき、「これから帰って仕事です」と明るくなっていた会場を後にした。多くの人が流した涙には、悔しさだけでなく感動が混じっていた。

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