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95歳作家デビューの徳川慶喜孫・井手久美子氏が死去~6月に自叙伝「徳川おてんば姫」出版

徳川慶喜の孫として執筆した初の自叙伝を手にする生前の井手久美子氏=今年6月6日撮影、千葉県内の自宅
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 江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の孫で、今年6月に初の自叙伝を出版した井手久美子氏が1日、老衰のため千葉県内の自宅で死去した。95歳だった。後日、同県内で「お別れの会」を行う予定。

 井手氏は1922(大正11)年9月22日に当時の東京市小石川区小日向第六天町(現在の東京都文京区春日)にあった徳川家の屋敷で、貴族院議員の公爵・徳川慶久(慶喜の七男)の四女として生まれた。姉は高松宮喜久子妃殿下。

 華族の娘として育った少女時代の体験や戦中から戦後にかけての波乱万丈の人生をつづった自叙伝「徳川おてんば姫」(東京キララ社)を6月13日に出版。唯一生存している徳川将軍の孫が95歳で“作家デビュー”したとして注目されていた。

 関係者によると、井手氏は6月7日に体調を崩して入院。その後は体調を持ち直し、出版された著書が話題になっていることを病院で伝え聞いて「ありがたいことです」と感謝の言葉を残したという。6月末に「家に帰りたい」と希望して自宅に戻り、1日朝に息を引き取ったという。

 長男の井手純氏はデイリースポーツの取材に対して「執筆を思い立って十数年。時間を要しましたが、大政奉還150年となる昨年に書き上げることができました。体調を崩すことも少なくなかったのですが、本を出すことが心の支えになっていたようです」と母の思いを代弁していた。

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