プロゴルファーの横峯さくらの父親で“横峯パパ”と呼ばれた元参議院議員の横峯良郎氏（５８）が２１日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～」（木曜深夜０・１２）に出演し、議員時代に女性から「１０００万円出せ」などと脅されていたことを明かした。

　横峯氏はテレビ出演するのは久しぶりで、「１０年近くかな」と長い期間があいたことを明かした。その理由の一端として横峯氏は「実は恐喝されていたんだよ」と語った。その人物は女性で、横峯氏は「六本木でお店をしていて。同郷の鹿児島県出身でゴルフをしたり飲みに行ったりしていた」と親密だったことを述べた。アナウンスで「鹿児島出身のバー勤務の女性と知り合った」と流れた。

　出会ってから２カ月がたったころ友人から「あの女はやばい」と忠告を受け、以後、連絡を絶ったという。ところが横峯氏が２００７年に参議院議員に議員に当選後、女性がひょう変したという。

　横峯氏は「（国会議員に）受かると同時に『１０００万円用意しろ』と」と語った。アナウンスが流れ、「バー勤務の女性はゆすりのプロで、知り合った金持ちの男性に大金をふっかけて手に入れていた」などと横峯氏が陥った窮地を解説した。横峯氏が支払いを拒むと女性は週刊誌に関係を話し、結果、横峯氏は「バッシングを受けた」という。その後は任期満了で国会を去った。

　横峯氏は「逆に恐喝されていたということ。それが原因だとしゃべれる場所があるんじゃないかと。それが今日だった」と同番組への出演意義を語った。横峯氏は２００７年の参院選で初当選。議員をひいた後、現在は宮崎県でシニアプロゴルファーに転身しているという。