桂かい枝 “英語落語”の外国人向け公演難しい…何週に1回、月に1回では入らない

 落語家の桂かい枝(49)が21日、大阪市内で毎年恒例の落語会「夏休み! 英語落語会2018」(8月4日、天満天神繁昌亭)の発表会見を行い、定期的な外国人観光客向け公演の難しさを語った。

 かい枝は英語で落語を演じる“英語落語”をライフワークにしており、2007年より、全編英語の落語による「英語落語会」を開催してきた。

 かい枝は、「現状、なかなか思い切ったことまではできていない」としつつも、上方落語の定席「天満天神繁昌亭」でも定期的な外国人向け公演の構想もあったと説明。「外国の方に定期的に来てもらおうと思うと常にやってないとダメらしい」と話し、「結局、劇場を常に観られるように確保しないといけないので、何週に1回、月に1回ではお客さんが入らない。そこが現実にならないところです」と外国人観光客向けの公演の難しさを語った。

 今回の英語落語会については「外国人の人にも楽しんでもらえるし、英語が好きな人も楽しんでもらえる」と自信を見せ、「落語という気さくで楽しい文化を共有することで、日本のことを好きになるきっかけになればと思っています」と抱負を語った。

 かい枝は「お玉牛」を英語で演じるほか、カナダ出身の落語家桂福龍(40)は「七度狐」を披露する。

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