劇団四季・加藤敬二氏 劇団65周年は「全国のお客様によって築かれた」
劇団四季で構成・演出・振付を手掛ける加藤敬二氏が16日、大阪市内で会見し、劇団創立65周年記念作「ソング&ダンス 65」(17日~8月19日、大阪四季劇場)にかける思いを語った。
「ソング&ダンス」シリーズは、劇団四季作品の中でも、とりわけ人気の高いステージ。ミュージカルの名曲を独自のアレンジで再構築し、「ミュージカルでもない。ドラマでもない。まったく新しいエンターテインメント」と評されてきた。
劇団創立65周年を記念して誕生したシリーズ最新作の今作は「劇団四季の誕生から未来」、「祈り」「願い」がコンセプトになっている。
加藤氏は、これまでも本シリーズを手掛けており、「劇団四季創立65周年を記念するこの作品で最も大事にしていることは、この65周年はわれわれだけではなく全国のお客様によって築かれた、という感謝の気持ちです」とファンの支えに礼を述べた。「この想いを、さまざまな名曲とダンスにのせて、お客様にしっかり届けてまいります」と誓った。