東方神起 海外勢初!ツアー100万人動員 豪雨に負けず偉業達成

 韓国の人気デュオ・東方神起が10日、横浜・日産スタジアムで、史上初となる3日間公演の最終日を迎え、大雨が降りしきる中、熱がこもったパフォーマンスで大観衆を魅了した。兵役を終えて昨年11月にスタートさせた、再始動後初ツアー「Begin Again」の特別追加公演。8日から計22万人を熱狂させ、1ツアー100万人動員の海外アーティスト初の金字塔も打ち立てた。

 土砂降りの雨を浴びながら2人が降臨すると、分厚い雲まで届くような大歓声がわき起こった。気温19度で肌寒さを感じる悪条件も意に介さず。チャンミン(30)が「雨でテンションが低いかなと思ったら、ヤバイですね。いい感じ」と国内最大級の会場を埋めたファンを眺めると、ユンホ(32)も「雨に負けず頑張っていきたい」と力強く言い切った。

 宣言通り、序盤には上空15メートルへ浮上すると、スタジアムの端から端まで130メートルを、大雨を切り裂くようにフライング。悪天候にも当初の“飛行計画”を変更することはなかった。甲子園球場ばりにジェット風船を飛ばすなど、予定していた演出は全て変えずに繰り出した。

 ステップを踏むたびにしぶきを上げながら、「Why?[Keep Your Head Down]」などヒット曲を熱唱し、チャンミンはX JAPAN「Forever Love」をソロでカバー。新曲「Road」(7月25日発売)も初披露して、梅雨空に24曲を響かせた。

 5年ぶり2度目の日産スタジアム公演で、史上初の3日間開催を完走。フィナーレを飾る花火400発の白煙が充満し、一時的に視界不良となるアクシデントもあったが、チャンミンは「たくさんの方とうれしい瞬間を共にすることができました」と感無量。ユンホも「僕たちにとって皆さんがプライド。これからも大きな力になってください」と呼びかけ、7万3000人と心をひとつにした。

 海外アーティスト初のミリオン動員を達成したツアーを締めくくると同時に、秋からの次回ツアーを発表。9月には3年9カ月ぶりのオリジナルアルバム(タイトル未定)の発売も決まった。ペンライトでイメージカラーの赤に染まった“豪雨の日産”で、ファンとの絆を深めた東方神起は、次なる伝説へと加速する。

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