関西テレビの福井澄郎社長が３０日、大阪市の同局で会見を行い、同局が制作する「世界の村のどエライさん」（月曜、後１０・００）について「どう立て直すかが当面の大きな課題」との認識を示した。

　かつて「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」を放送していた時間帯で１月からスタートした「－どエライさん」。視聴率は関東地区で４％前後で推移しており、７日には番組最高の５・４％を記録していた。

　福井社長は、バラエティー番組について「一番テレビ的で難しいコンテンツ。なにをぶつけてもあたらないときはあたらない。一方で、『こんなものがっ』ていうのがあたっちゃう」とこれまでの自身の経験を踏まえて説明。その上で、「有吉弘行のダレトク！？」（火曜、後１０・００）と併せて、「どう立て直すかが当面の大きな課題」と話し、「どう立て直していくか。現場でいろいろなことをやってもらうしかしょうがない」と語った。

　会見に同席した安藤和久制作局長は「当たり目の企画を探すため、毎週、各コーナーを試行錯誤している」と説明した。