西城さん 真っ赤な衣装でひつぎに 自宅弔問のマッチ「格好良かった」

 歌手・西城秀樹さん(享年63)が16日に亡くなっていたことが明らかになってから一夜明けた18日、親交のあった歌手・近藤真彦(53)が、西城さんの自宅を訪ね、最後の別れを告げた。西城さんは真っ赤な衣装を着てひつぎに横たわっており、近藤は所属事務所を通じて「最後の最後まで格好良かったです」とコメントを発表した。

 西城さんは真っ赤な衣装でひつぎに横たわっている。西城さんの事務所関係者は、デイリースポーツの取材に答え「赤のシャツとパンツを着ています。お子さんたちが選んだもので、“赤のイメージがあった”ということでした」と明かした。華やかなスターのイメージを崩さないよう、家族が配慮して“最後の衣装”を選んだようだ。

 この日、仕事の合間を縫って弔問に訪れた近藤は「若い頃に、良いことも悪いことも教わり、色々な所に連れて行ってもらいました。楽しい思い出ばかりです」と在りし日を思い返した。最後の対面を果たし、「直接お会いして、しっかりとお別れが出来ました。秀樹さん、最後の最後まで格好良かったです」とコメントを寄せ、63歳で旅立った先輩との別れを惜しんだ。

 1980年デビューの近藤は、72年デビューの西城さんと同じレーベルに所属していた時代があり、スタッフも同じだったという。TBS系「ザ・ベストテン」での共演などもあり、20代のころはよく一緒に食事に出掛けるなど公私にわたって、お世話になっていた。通夜、葬儀・告別式が営まれる25、26日は海外での仕事が入っていたことから、この日、西城さんの自宅を訪問した。

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