立川志らく 山口復帰の可能性に言及「芸能界の悪いところだけど、いいところ」
落語家の立川志らくが30日、TBS系「ひるおび」に出演。強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也について「本当に卑劣な犯罪だけど、被害者側のお母さんが『彼の人生を潰すようなマネをしたくない』とおっしゃった。私はその言葉を尊重すべき」と語った。
「私は自分の娘がこういう目にあったら、生涯テレビに出るなと思う」と語気を強めた志らく。一方で、山口の謝罪会見で読まれた被害者の両親からの手紙について触れ、「だからこそ、このお母さんはものすごく勇気のある発言だと思います」と、語った。
TOKIOのリーダー城島茂が山口の復帰について「あり得ない」と語るなど、厳しい姿勢を示している。これに関して、志らくは「リーダーとかメンバーは『二度と復帰させない』と。当然そう言わなくちゃダメですよ。身内に甘い顔しちゃいけない」としながら「芸能界の仲間達が『復帰なんて冗談じゃない』とかものすごく冷たく言っている。同じ仲間なんだから、お母さんがそう言っているんだから、彼の人生を潰すような真似をしちゃうことは私は良くないと思う」と考えを述べた。
山口には無期限謹慎の処分が下された。復帰については不透明だが「それが一般企業だったらアウトなんだけど、芸能界の甘さだと非難を受けるんだけど、それが芸能界の悪いところだけど、いいところでもある」と、芸能界全体の“体質”を指摘。
その上で「どうしようもないクズが集まってきて、もう一回芸があるからやらせてあげようかと。甘いかもしれないけど、それが芸能界のいいところだから、彼の人生を潰すような真似は仲間内からの声ではしたくない」と語った。
