たけし&西田敏行“アウトレイジ”コンビ、加藤一二三・九段に旭日小綬章

 西田敏行
 旭日小綬章が決定した北野武
2枚

 政府は29日付で2018年春の叙勲受章者を発表した。今回最高位の旭日大綬章には高村正彦元外相(76)ら16人を選んだ。

 映画監督としても活躍するタレント・ビートたけし(71)と俳優の西田敏行(70)の“アウトレイジ”コンビ、将棋棋士の加藤一二三・九段(78)らには旭日小綬章を贈る。ようやく日本から“認められた”形となったたけしは「より芸道に磨きをかけ、ノーベル賞を目指します」とさらなる高み?を目指すことを宣言した。

 「オフィス北野」からの独立騒動など、話題に事欠かないたけしが、新たな勲章を手に入れた。たけしは「身に余る光栄」と感謝。続けて「この受章を糧に、より芸道に磨きをかけ、ノーベル賞を目指します」と、たけし節を交えたコメントを発表した。

 同章はそれぞれの分野で顕著な功績を挙げた人物を表彰するもので、たけしは、監督作品「アウトレイジ」シリーズに出演した西田と同じタイミングで栄誉に輝いた。

 たけしは過去にはフランス文化省から芸術文化勲章のシュヴァリエ(騎士)を99年に、同コマンドール(騎士団長)を10年に受章。シャンパーニュ騎士団からはオフィシエ・ドヌール(名誉将校)の称号を14年に、シャンベラン・ドヌール(名誉侍従)を15年に贈られている。

 16年にはフランスで最も栄誉があるとされるレジオン・ドヌール勲章を受章。この時は「日本は何もくれない。外国だと文化勲章をくれる」とチクリとコメントしていたが、ようやく日本からも大きな勲章を贈られた形となった。

 ほかに作詞家の阿木燿子氏(72)が旭日小綬章を受ける。外国人叙勲ではオルブライト元米国務長官(80)ら12人が旭日大綬章に決定した。ノーベル文学賞を受賞した英国人作家のカズオ・イシグロ氏(63)が旭日重光章に、プロ野球ロッテ元監督のバレンタイン氏(67)と国連児童基金(ユニセフ)アジア親善大使のアグネス・チャン(62)らも旭日小綬章が決まった。

 大綬章は天皇陛下、重光章は安倍晋三首相が5月8日に皇居で授与する。

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