池坊保子氏、今後の夢は「恋愛」 ビビットで波乱の人生振り返る

 日本相撲協会の評議員会の池坊保子議長が10日、TBS系「ビビット」で、自身の半生を振り返り、今後の夢について「恋愛。心をときめかす気持ちはいつまでも持ちたいです」と笑顔で語った。

 番組では、池坊氏の華麗かつ波乱の半生について、池坊氏自身のインタビューで振り返った。華族として生まれたものの、終戦で華族の優遇制度が無くなったことから、母は学費や生活費を捻出するために、自宅にあるものを売って保子氏らを学校に通わせていたという。

 そんな中、父親は当時としては珍しい考えの持ち主で「父は男女の区別はなし。母が忙しくて手伝うのは女じゃなくても、男も一緒」と、男女で差別はしない人だったという。

 そんな父の考えに影響を受けた保子氏は、池坊専永氏と結婚後、2人の女の子に恵まれたものの、跡継ぎとなる男子は生まれなかったことから、「家元というのは男の子だから出来るというものでもない。その人の適正。女だからできないことはない、そういう信念は強くあった」と、長女を池坊始まって以来の女性家元に就任させた。「男女の区別は無いという父の思いがかなった。その事は私はとっても嬉しい。本当に嬉しい」と当時を振り返った。

 その後、保子氏自身も国会議員となるなど、活躍の場を広げ、現在は相撲協会の評議員議長も務める。貴乃花親方へ苦言を呈する場面などは話題を呼んだが、改めて貴乃花親方への思いを聞かれると「彼は被害者の親方ですからいろんな思いがあるだろうけど、全部を収めながらの巡業部長ですから、冷静な判断をしてほしい。それから協会の一員ですから、与えられた責務がある。それは果たして欲しいなと」と改めて思いを吐露した。

 貴乃花親方のことは嫌い?という直球質問には「嫌いじゃないわよ。今はお相撲に携わってますから、お相撲の人たちは皆可愛いと思っています」とニッコリ。今後、角界をどうしていきたいかという問いには「お相撲をやっぱり生き生きと、みんなが安心して、親が子供を部屋に預けられるような、透明性のある、そういう事にしていきたい」と、自身の役割についても言及した。

 また今後の夢を聞かれると「恋愛。心をときめかす気持ちはいつまでも持ちたいです」と笑顔。夫のヤキモチを聞かれると「もう、嫉妬はしないでしょう。戦友だもの」と長年の夫婦の絆を強調していた。

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