ダイアンが「上方漫才大賞」大賞獲得 東京進出に弾み
上方演芸界で最も長い歴史を持つ「第53回上方漫才大賞」の発表会が7日、大阪市内で行われ、結成18年の実力派コンビ・ダイアンが大賞を獲得した。ダイアンは「ゴイゴイスー」のネタでプチブレーク中。
横山やすし・西川きよしをはじめ数々の名コンビが受賞してきた栄冠を手にし、西澤裕介(41)は「まだ信じられません。ドッキリではないかと。普段の取り組みを見ていただけた」と歓喜した。
今月から東京に活動拠点を移したばかりで、津田篤宏(41)は「最高のタイミングでいただきました」と弾みになる受賞に感謝した。東京での活動を聞かれると津田は「東京は満員電車がパンパンで、疑われないよう、思いっきり両手を上げて乗ってます。タクシーに乗りたい」と笑わせた。
この日にレース形式で競った奨励賞は「和牛」が、新人賞は「祇園」が獲得した。