タレントのバカリズムが３０日、テレビ東京で行われた同局の新生番組「青春高校３年Ｃ組」（４月２日から月～金曜、後５・３０）の記者会見に出席した。１０代の若者を集めて、オーディションを経て理想のクラスをつくっていくというコンセプトだが、隔週木曜日にレギュラー出演するバカリズムは“心の闇”を全開にして意気込みを語った。

　「１０代の大勢の素人同然の女の子と接する番組を１０年ぐらいやってきた」と語るバカリズムは「入りたての若いタレントの人たちは、自分がゆくゆくはスターになるって信じて入って来てるんですよね。自分は何万年に１人の逸材だと思っている子たちが、目をギラギラさせて入ってくる」と指摘。

　その上で、そんな若手について「僕ぐらいのタレントを（見て）自分はもっと上にいくと思ってるから、ちょっとナメてくるんですよね」と続けた。

　意気込みを語るはずが、雲行きはどんどん怪しい方向に。ついには「そういう子に定期的に圧倒的な力の差を見せつける。ものすごく気持ちいいんですよ。鼻が音を出して折れる瞬間って言うんですか？」と、満面の笑みで言い放った。

　「自分の限界を知り、私はこれぐらいだったらなれるかもっていう徐々に妥協していく姿も見れるんですよね」と言わなくてもいい見どころまで披露し、「エントリー来んくなるわ！」、「意気込みを言いなさい！」とツッコミの集中砲火を受けた。

　ブラックすぎる抱負に、番組の佐久間宣行プロデューサーも「木曜の人選失敗しました。オードリーとかハライチにすれば良かった！」と漏らしていた。

　他の曜日ＭＣは月曜がメイプル超合金、火曜は小峠英二（バイきんぐ）と千鳥が隔週。水曜は三四郎。木曜はおぎやはぎとバカリズムが隔週。金曜は日村勇紀（バナナマン）が担当する。１週間を通して、中井りかと若手お笑いコンビのノブナガが出演する。