東大タレント三浦奈保子、シンママの税の不平等を指摘 未婚と離婚で大違い

 東大卒のタレント三浦奈保子が16日、ブログを更新し、今月取得したばかりのファイナンシャル・プランナー3級の実績から、税制で優遇されるシングルマザーと優遇されないシングルマザーがいると指摘。「一人で子供を育てて大変なのは同じ、またはそれ以上のケースも多くあるはずなのに」と疑問を投げかけた。

 三浦は今月9日のブログでファイナンシャル・プランニング技能検定で3級に合格したことを報告しているが、早速その知識を生かし、税の疑問をブログで指摘した。

 それが同じシングルマザーでも税が優遇される人とされない人がいるというもの。三浦は「有名タレントさんが『未婚の母』になるというニュースがありました」と切り出すと「決断には大きな勇気がいると思いますが」「同じ母として感動を頂きながら陰ながら応援する思い」と、その女性タレントの決断を尊重する思いをつづった。

 そして、シングルマザーには「年収から控除することで税金が安くなる寡婦控除という制度がある」と説明。だがこの制度は、一度でも結婚した後離婚、もしくは死別したシングルマザーにしか適用されず、未婚でシングルマザーとなった人には適用されないという。「一人で子供を育てて大変なのは、同じ、またはそれ以上であるケースも多くあるはずなのにどうしてだろう?と強く疑問に思っています」と訴え、「一人でも多くの方が声をあげることで、早く改正されてほしい制度です」と結んでいた。

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