里見香奈三段 奨励会退会「今は何も申し上げられません」

 将棋の棋士育成機関「奨励会」を年齢制限により今期限りで退会することが決まっていた里見香奈三段(26)が4日、都内で奨励会三段リーグ最後の対局を終え、「今は何も申し上げられません。これからのことはゆっくり考えたい」と日本将棋連盟を通じてコメントした。

 里見三段は、2月18日に行われた対局で連敗し、三段リーグの負け越しが確定。年齢制限による退会が決まっていた。この日も2連敗し、昨年10月から行われたリーグ戦での最終成績を7勝11敗とした。

 里見三段は2011年に奨励会に入会。13年には女性初の三段に昇段していた。四段から「棋士」となるため、初の女性棋士への期待が集まっていた。一方で、里見三段は女流棋戦に参加する女流棋士としても活動しており、現在、6つの女流タイトルのうち五冠を保持している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス