菅田将暉がW受賞 最優秀主演男優賞&話題賞

 「第41回日本アカデミー賞」授賞式が2日、都内で開かれ、俳優・菅田将暉(25)が「あゝ、荒野 前篇」で最優秀主演男優賞に輝いた。話題賞も同時受賞した。

 菅田は「月並みですが、『あゝ、荒野』にかかわった皆さん、映画が大好きな皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。ボクシングシーンのためにハードなトレーニングを行った菅田は「体を鍛えると欲深くなる」と告白し、「力を手に入れた感覚みたい。そんなことしないけど、最悪、殴れば勝てるという思想ができる。どんな大きい人でもあごにジャブ入れたら終わりだなと」と振り返った。

 4年前の新人俳優賞から着実にステップアップした菅田は「きょう竹内涼真君が新人賞だったのは不思議な感じ。涼真がしっかりしてるだけかも。初めて(日本アカデミー賞に)来たときは、何に緊張してるかも分からないまま、2時間経った。きょうは少し呼吸しやすかった」と明かした。

 なお最優秀主演女優賞は「彼女がその名を知らない鳥たち」の演技が評価され、蒼井優(32)が受賞。「この映画を撮ってるとき、本当に映画界に入って良かったなと思った」と涙を浮かべながらあいさつした。

 「三度目の殺人」が作品賞、監督賞(是枝裕和監督)、助演男優賞(役所広司)、助演女優賞(広瀬すず)など6冠に輝いた。

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