前田吟 重度の無呼吸症候群で誤嚥(ごえん)性肺炎のキケン

 俳優・前田吟(74)が26日、TBS系で放送された「名医のTHE太鼓判!」(月曜、後7・00)に出演。肺年齢が実年齢より7歳高い81歳と診断された。また、重度の無呼吸症候群で、誤嚥性肺炎の可能性があることも指摘された。

 日頃から、(1)ホテルなどでエアコンはつけない (2)寒さ対策は室内でマフラーを巻き厚着をする (3)就寝時には「玉ねぎマフラー」(タオルで玉ねぎを首に巻く)など、独自の「健康法」を実施している前田。しかし、番組の医師団は、これを疑問視。「玉ねぎマフラー」について「玉ねぎは食べる物であって巻くものではない」とダメ出しされた。

 前田は、肺年齢については「前は1日40本吸ってたけど、60(歳)でやめた」と自信満々に話したが、検査の結果、何度か肺炎を起こした痕跡があることも判明した。

 睡眠時に呼吸が停止している時間も最長1分40秒あるなど、睡眠時無呼吸症候群については、重症との診断。医師らは、合併症で誤嚥性肺炎の可能性もあることから、放置せず、治療することを勧めていた。

 なお、前田の独自の健康法で認められたのは、「1日に必ずリンゴ1個を食べる」だった。

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