俳優の斎藤工（３６）が齊藤工名義で監督した映画「ｂｌａｎｋ１３」の拡大上映舞台あいさつが２４日、都内で行われ、主演の高橋一生（３７）が共演した村上淳（４４）との奇縁を明かした。

　１３年前に失踪し、余命３カ月で発見された父の死後、その息子たちが父の数少ない友人たちにより“空白の１３年間”を知っていく物語。都内で単館公開されていたが、この日から全国に順次拡大された。

　なぜかバスケットボールを壇上に持参した村上の隣で、主人公・コウジ役の高橋は「子供のころ、近所のおじさんがタンクトップ一丁でバスケの練習をしていて、『山なりで投げるんだよ』と教えてくれた。すごいかっこいいなと思って『山なり兄さん』と呼んでたんですけど、それがムラジュンさんだった」とネタばらし。意外なエピソードで会場を驚かせた。