「ブラタモリ」新相棒は林田理沙アナ「絶対音感で寺の鐘の音階を」

 NHKの人気紀行番組「ブラタモリ」(総合、土曜、後7・30)で、4月から林田理沙アナウンサー(28)がタモリ(72)との新コンビで司会を務めることになり21日、都内での新年度キャスター発表会に登場した。すでにタモリとは対面。「とにかく仕事をするな。普段通りに肩の力を抜いてやればいいんだよ」と助言されたそうで「タモリさんの豊富な知識と私の好奇心のハーモニーで皆さんに楽しんでいただける番組を目指したい」と覚悟を語った。

 林田アナは今年が入局5年目。東京芸大卒で長崎と福岡の放送局で実績を重ねてきた。番組では「高校のある湘南、大学のある上野、勤務地の長崎と福岡に行きたい」という。大学時代に音楽を専攻したことから絶対音感を持つそうで、タモリには「寺の鐘を聴き、音階を教えたい」と持ち味をアピールするつもり。

 前任の近江友里恵アナウンサー(29)ら過去に番組を担当した女子アナは、ここから看板アナへと成長している。そんな注目番組を担当することになるが「先輩方に追いつけるか不安ですが、自分は関心が広い方。大学時代は音楽をやっていたけど、いろいろなことを知りたい、見たい。食べたい気持ちが強い。(タモリに)抱負な知識からいろいろ教えていただきたい」と初々しく語った。

 NHKの木田幸紀放送総局長は、林田アナの起用理由に「この番組はいつもフレッシュな女性アナが担当してきた。タモリさんに予想と大きく外れる質問をしていただくためには、フレッシュな感性が必要」と言い、先輩同様に「大いにタモリさんを困らせていただければ」と期待した。

 また前任の近江アナは、4月より「博多華丸・大吉」と朝の情報番組「あさイチ」(総合、月~金曜、前8・15)の司会を務めることが正式発表された。

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