NHK五輪「美女解説者」が泣き崩れた、あの日 五輪の夢絶たれ…

 NHKの平昌五輪ハイライト番組「デイリーハイライト」(午後11・00)に連日出演している元カーリング日本代表・市川美余氏(28)の解説が、分かりやすく、そのビジュアルにも注目が集まってネット上を沸かせている。

 「あの美しい女性は誰?」と話題となる一方、現役時代を知る視聴者から「ソチ五輪に出場していれば大ブレークしていた」との声も。2013年、中部電力主将としてチームを率い、3年近く日本代表の座を守り続けていたが、「ソチ五輪世界最終予選日本代表決定戦」で敗れて五輪の道が断たれて号泣した“美余の涙”をプレイバック。

 【デイリースポーツ2013年9月18日の紙面から】

 「カーリング ソチ五輪世界最終予選日本代表決定戦(2013年9月17日、札幌市・どうぎんカーリングスタジアム)」

 4戦先勝方式の女子決勝第4戦を行い、北海道銀行が中部電力を8-5で下し、1次リーグの2試合を含めた対戦成績を4勝2敗として、最終予選(12月11日開幕、ドイツ・フッセン)の日本代表に決定した。チームを率いる02年ソルトレークシティー、06年トリノ両五輪代表の小笠原(旧姓小野寺)歩(34)、船山(旧姓林)弓枝(35)の“元祖カーリング娘”が、今度は“カーリングママ”としてソチ五輪出場を狙う。日本選手権3連覇の中部電力は五輪への道が断たれた。

 ◆カー美女・美余は号泣陥落…

 中部電力の市川美余主将は小笠原の元に歩み寄り、涙の抱擁を交わした。チームをけん引してきたサード市川、スキップ藤沢のショットが安定せず、最後まで自分たちの形に持ちこめなかった。11年2月に初めて日本選手権を制して以来、約3年間守り続けた日本代表の座。五輪の道が閉ざされ「五輪は入社した時からの夢。私たちで道を切り開いてきたけど…」と、あふれる涙をぬぐった。

 厳しい選考条件にも泣いた。最終予選出場を決めたのは中部電力だったが、今回の決定戦でアドバンテージはなかった。開催地も北海道銀行のホームリンク。若いチームにアウェーの重圧をはね返す力はなかった。

 15年には札幌で世界選手権が開催される。18年には平昌五輪がある。ただ、市川は「今後のことは分からない。この経験を糧に、いろんなことに挑戦したい」と、進退についての明言を避けた。

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