西川きよしが「わろてんか」出演 「身につまされながら見ていた」
タレントの西川きよしがNHK連続テレビ小説「わろてんか」の最終章、3月に放送される第26週に登場することが17日、NHKから発表された。きよしが朝ドラに出演するのは「マッサン」以来。今回は大阪から疎開してきたヒロイン・てん(葵わかな)たちを滋賀の農村で迎え入れる治平を演じる。
「わろてんか」はきよしも所属する吉本興業がモデル。故横山やすしさんとの漫才コンビで一時代を築いたきよしは「わろてんか」について「“笑い”がテーマですし、随所に漫才だったり、コンビのあり方だったりがでてきたりと、少し身につまされる思いを感じながらも、毎週楽しみに見ていた」と明かした。「よくこういった世界に入ったなぁ」と思いながら見ることもあるという。
ドラマに登場するキース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)のコンビには特に思い入れがあるようす。
「男同士のコンビというのは、結成してから年を重ねていくにつれ、絆がグッと深くなるんです。若い頃は相方が失敗するとムッとしたりキツイことを言ったりしてしまいますが、歳が経つと相手のミスを支えていくようになるんです。舞台で相手の目を見ると『ごめんね』と言ってるのが分かるようになり、そういった時こそお客様に内臓から笑ってもらえる漫才ができるんです。だからキースとアサリの二人の関係はいつも注目しています」と、自身の経験を踏まえて語っている。