中村雀右衛門、五輪は生観戦できず…ドキドキが嫌
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歌舞伎俳優・中村雀右衛門(62)が13日、「三月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座)で上演される、父の4代目雀右衛門七回忌追善狂言「男女道成寺」への意気込みを語った。この日、雀右衛門は2012年に死去した父が愛した東京・銀座のうなぎ料理店「竹葉亭」で行われた取材会に出席。『道成寺』は先代から自宅で指導を受けていたことを明かしながら、「『父はこうだったな』とお客さまに感じていただけるよう務めたい。父から『少しは成長した』と思ってもらえることが一番の追善になる」と思いを口にした。
また、開催中の平昌五輪については「ドキドキしちゃう」という理由から、競技を生観戦しないという意外な一面を告白。12日に銅メダルに輝いたスキージャンプ女子ノーマルヒルの高梨沙羅選手も同様だったといい、「いい結果のものだけ(テレビで)見させてもらう。(失敗したら)僕が見てたからなのかなと思ってしまう。(フィギュアスケートの)着地のときのアッとかいうのが嫌」と苦笑しながら明かした。