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日本テレビがAmazonドラマ「チェイス」に抗議文 「到底看過できません」

日本テレビ社屋
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 日本テレビが2日、公式サイトで、Amazonプライム・ビデオで配信されているドラマ「チェイス」について、アマゾンジャパン合同会社と、同ドラマの制作会社ジョーカーフィルムズ株式会社に文書で「強く抗議の意」を申し入れたと発表した。文書は1月30日付けで郵送された。

 公式サイトによると、日本テレビ報道局が09年7月に放送したNNNドキュメント「足利事件・暴かれた冤罪」と10年11月放送「検察…もう一つの疑惑」などを含む「北関東連続女児殺害・行方不明事件」のキャンペーン報道を、「チェイス」が「直ちに想起させる内容」であると主張。「本ドラマ制作にあたり両社および本ドラマ関係者から、当報道局には一切の相談・通知」がなかったことを抗議の理由としている。

 日本テレビは「本件報道のドラマ化につきましては、これまでに社の内外から数多くの企画提案がありましたが、事件の被害者であるご遺族の感情などに配慮し、当報道局は慎重を期してまいりました」と説明。

 その上で、「チェイス」が「当報道局はもとより被害者遺族への連絡・取材なども一切無く、事件被害者らの描写について多くの点で本件報道と類似点のある内容で制作・配信されたもの」とし、「当報道局としては倫理的にも著作権法的な見地からも到底看過できません」と、事件の遺族への配慮という倫理的な問題と、ドキュメンタリー作品が持つ著作権の問題などに抵触することから「強く抗議の意を申し入れた」としている。

 「チェイス」については、新潮社と同社が刊行している「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」の著者・清水潔氏が1月17日付けの書面で、配信を即時中止するよう、アマゾンジャパン合同会社と、制作会社のジョーカーフィルムズ株式会社に申し入れたと発表している。

 「チェイス」は2017年12月22日からAmazonプライム・ビデオで配信されているドラマで、既に配信されているはずの第7話の配信が停止されている。

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