NHK会長、登坂アナ報道の質問に「退職された方なので」と繰り返す

 NHKが1日、都内の同局で定例の会長会見を開いた。先月11日付けで同局を退局したフリーの登坂淳一アナについて、NHK在籍中のセクハラ疑惑が「週刊文春」に報じられたが、上田良一会長は「退職された職員の方ですので、私からのコメントは控えさせていただきたい」と回答した。

 1月25日発売の「週刊文春」は登坂氏がNHK札幌放送局に勤務していた2011年に、酒席で、契約女性キャスターの体を触るなどセクハラ行為があったと伝えた。

 登坂アナはフジテレビで4月2日から始まる新報道番組「プライムニュース」夕方(月~金曜、後4・50)のメインキャスターに出演する予定になっていたが、この報道を受けフジテレビは26日に本人側からの申し出により出演を取りやめると発表。「協議の結果、ご本人の意向を尊重し、番組への出演をご辞退いただくことになりました」と説明した。

 会見では、登坂アナの在籍中に処分をしなかったことが適切だったと思うか、という質問も出たが、会長は「答えが同じになって恐縮なんですけども…。退職された職員に関しましては私からのコメントは控えたいと思います。ご理解いただければと思います」と同内容の回答を繰り返した。

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