ネット解禁のジャニーズ事務所「市場の変化に段階的に対応してきた」

 ジャニーズ事務所は31日、所属タレントの写真をネットで解禁することを発表。記者会見、囲み取材、舞台あいさつなどタレントが登壇した際の写真はwebニュースサイトでの使用が可能になった。この日、都内で行われた映画「羊の木」(2月3日公開)の会見に登場した関ジャニ∞・錦戸亮(33)が解禁第1号になった。

 同事務所はこの日、関係者に資料を配布。「ジャニーズ事務所では、近年のスマホを中心とした情報伝達・情報処理が大きな比重を占めるようになった市場の変化に段階的に対応してまいりました」と、これまでの取り組みを紹介した。

 資料によると、2016年夏のファンクラブ会員のweb登録システムやコンサートでの電子チケット導入に始まり、2017年のNetflixでのジャニーズWEST出演ドラマの全世界配信、V6岡田准一のLINE LIVEを実施して「タレント活動の場においても新しい形態への取り組みを行っております」とした。

 これまでは「肖像権保護の観点から」肖像や映像の使用制限をもうけてきたが、段階的な対応として、16年の一部映像のYouTube掲載、17年の宣材写真のSNSでの使用解放、KinkiKidsのデビュー20周年企画でのGYAO!との連携による映像配信などを実施してきたことを挙げた。

 それらの実績を踏まえたうえで「今回はその一環として、これまで皆様にご不便をおかけしておりました『記者会見、囲み取材、舞台挨拶などのタレント登壇時の写真のwebニュースサイトでの使用』につき、後記の一部制限がございますが、ご使用いただけることといたします」と解禁を公表した。

 写真使用に関しては原則3カットまでと制限を付けている。

 

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