映画監督の沢島忠氏が死去 91歳、萬屋錦之介「一心太助」シリーズ

2016年2月26日、日本映画監督協会80周年記念パーティーに出席した沢島忠監督=東京・浅草ビューホテル
2016年2月26日、日本映画監督協会80周年記念パーティーに出席した沢島忠監督=東京・浅草ビューホテル
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 東映時代劇や任侠路線の作品を数多く手がけた映画監督の沢島忠氏が、27日に多臓器不全のため91歳で死去していたことが28日、わかった。通夜は29日、告別式は30日に、近親者のみによる密葬で執り行われる予定。喪主は親戚の沢島章氏。

 沢島監督は1957年、「忍術御前試合」で監督デビュー。時代劇では故・萬屋錦之介(初代中村錦之助)の「一心太助」シリーズ、任侠映画では故・鶴田浩二さんの「人生劇場」シリーズを手がけた。

 また、故・美空ひばりさんの映画や舞台も数多く手がけ、東映黄金期を支えた名監督として名を馳せた。

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