山下リオ、主演映画で故郷のサイクリングコースをPR「ものすごく気持ち良かった」

会見した山下リオ=鳴門市役所
会見した山下リオ=鳴門市役所
会見した(左から)泉理彦・鳴門市長、山下リオ、川野浩司監督、守本憲弘・南あわじ市長=鳴門市役所
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 12日に公開された岡田将生主演の映画「伊藤くん A to E」に出演している女優でモデルの山下リオ(25)が17日、徳島・鳴門市役所で行われた「ASAサイクリングツーリズム」のPR用CM・動画完成会見に出席した。

 山下は徳島市出身で、鳴門市、兵庫県南あわじ市、香川県東かがわ市によるサイクリングコース「ASAサイクリングコース」PRのため制作されたショートムービー「あの空の向こうに」に主演。DISH//の矢部昌暉、超特急の福田佑亮との、ロードバイクを通じた淡いラブストーリーを演じている。

 映画でロードバイクに挑戦した山下は「けっこう練習して撮影に臨みましたが、毎日1回は転んで、5カ所くらいケガしました」と苦労を明かしたが、ロードバイクの魅力にはとりつかれたよう。

 「ものすごく気持ち良かったです。車が好きでドライブによく行っていたけど、自転車の方がささいなことに気付ける。好きな道があって、NGが出る度に『もう1回走れる、やったーっ!』って言ってました」

 撮影中は一般のサイクリストと「同じ自転車で走っている者同士の何か」を感じられたといい、「あいさつしてもらったり、話しかけてもらったりして、いいなと思いました」と、コミュニケーションも楽しめたという。

 山下とは2011年の映画「ほしのふるまち」で組んでいる川野浩司監督は「色んな表情ができるようになった。ちゃんと要望に応えてくれるようになった。前はものすごく説明しても分かってくれなかったけど、今回は2言えば10やってくれるくらいになった」と、成長を絶賛。

 ロードバイクに乗るシーンが多いだけに「表情で語ってもらわなければならなくて、表情で語れるようになった」と賛辞を送った。

 映画のフッテージを使用した15秒と30秒のCM、70秒の動画はこの日からインターネットにアップされ、映画本編は3月に開催される徳島国際短編映画祭でお披露目される。

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