女優の藤原紀香らを輩出した「第５０回ミス日本コンテスト２０１８」が１５日、都内で行われ、ダンサーの市橋礼衣さん（いちはし・のりえ＝２３）が５０代目のグランプリに輝いた。

　ファイナリストとして最終選考に残った１４人が集い、着物審査、ドレス審査、水着審査と自己ＰＲ、質疑応答が行われ、グランプリをはじめとする各賞が選考された。

　市橋さんは米フロリダでのダンスクラブチーム世界大会に日本代表として出場し、７０カ国が参加した中で優勝した経験を持つという。音楽ユニット・ＤＲＥＡＭＳ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥや東方神起のバックダンサー経験もプロフィルに記している。

　自身の名を呼ばれると、手を口に当て信じられない様子だった市橋さん。グランプリの王冠を授与され、「まだ夢の中にいるようで実感がわきません。このような素晴らしい賞をいただけて光栄です。１年間、日本のために、またミス日本の発展に寄与していきたいと思います」と感動を口にした。

　会場には母やおば、学生時代に世話になったアルバイト先の上司と「仲の良いお客様」が応援に来てくれたといい、「本当にいつもありがとうございました」と感謝した。長年腕を磨いたダンスもグランプリにつながったかと問われると、「これまで積み重ねてきたことが自信と誇りを持ってこの舞台に立つことができたと思います」と語った。

　各賞は以下の通り。

▽「ミス日本　水の天使」浦底里沙さん（２１）、▽「ミス日本　海の日」山田麗美さん（２０）、▽「ミス日本みどりの女神」竹川智世さん（２０）、▽「ミス着物」岡部七子さん（１８）、▽「準ミス日本」霜野莉沙さん（１９）