「はれのひ」1年前以上から賃金未払い  労基署が5回是正勧告

 振り袖販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市)が突然休業し、成人式に晴れ着を着られない新成人が続出した問題で、横浜市などの自治体や警察に寄せられた被害相談は、11日までに計560件以上、契約額ベースで計約1億8400万円となることが分かった。横浜南労働基準監督署が昨年8~12月、同社に対し、従業員への賃金未払いで計5回、是正勧告していたことも判明した。

 はれのひは「1月になれば収入が増加する見込みだ」と労基署に説明していたが、1年以上前から賃金の支払いが遅れていたとの情報もある。

 関係者によると、はれのひは従業員30人に対する昨年11月分の賃金が、12月の所定日に全額支払われていないことが確認された。未払い額は計約460万円で、労基署が12月26日付で是正勧告していた。8月からの賃金支払いも一部だけで、未払い額はさらに膨らむとみられる。

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