内海桂子 「これは私の戒名」と観客200人笑わせる…95歳、8度目の年女

 ベテラン芸人の内海桂子(95)が6日、東京・浅草東洋館で行われた平成30年1月上席「漫才大行進」で、今年初めて舞台に上がった。1922年の戌(いぬ)年生まれで、実に8度目の年女となる内海は、約200人の大きな拍手の中、昼の部のトリとして登場。イスに座りながら、演者名のかかれた『めくり』にある「内海桂子」の文字を見て「これは私の戒名」と笑わせたり、得意の三味線を披露し、会場を沸かせた。

 2018年の初陣から、張りのある声で健在ぶりを示した内海は「お正月から出られるのはうれしいね」と楽しんだ様子だった。昨年6月の背骨圧迫骨折の影響もあり、左わき腹痛や頭痛を抱えたままの出演だった。「骨や神経って仲がいいね。痛さが回るんですよ。全部つながってる。腰が痛いと思ったら、頭の方まで来る」と独特の表現で万全ではない体調を説明。現在も週3回のリハビリを行っており、舞台で踊りができるまでの回復を目指す。

 大活躍中のお笑いコンビ・ナイツらを弟子にもち、9月に96歳を迎える大御所は、今年の目標を聞かれると「若い人と一緒にやりたいね。今は(若手やベテランを)ごちゃまぜにする演芸社がないから」と意欲を見せた。

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