杉浦太陽 星野仙一氏の思い出…「背中を押してもらうオヤジのような存在」

イベントであいさつする杉浦太陽=テレビ東京(撮影・開出牧)
(左から)千村利光監督、杉浦太陽、中村優一、篠田三郎、椹野道流=テレビ東京
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 俳優・杉浦太陽(36)が6日、東京都内で行われたBSジャパンのドラマ「最後の晩ご飯」(12日スタート、金曜後11・30)の試写会に共演の中村優一、篠田三郎らと出席。イベント後に、すい臓癌のために4日に70歳で死去した楽天・星野仙一球団副会長を悼んだ。

 星野氏と同じ岡山県出身で、阪神ファンということもあり、DVD「星野仙一物語」に出演。同氏が2003年に阪神タイガースの監督としてリーグ優勝した年に何度も食事に誘ってもらったという。「いるだけでオーラがあって、グラウンドだと厳しい名将ですけど、プライベートだと笑顔が絶えない、包まれるような笑顔で素敵な方でした」と生前の印象を語った。

 印象に残っているのは、会う度に「しっかりやっとるか!」と背中を叩かれたこと。「いつも背中を押してもらうオヤジのような存在でした。自分の根底を作ってくれたような…。あいさつとか礼儀とかを教えてもらいました」と感謝の思いを語った。

 訃報を知った6日の朝は「びっくりしました。携帯にニュースが入っていました。しばらく信じられなくて、検索したくなかったです」とショックの大きさを語り、「天国で野球をやってて欲しいですね」と天を仰いだ。

 試写会では、定食屋の主人・夏神留二の役作りについて語り「これまでさわやかな役が多かったので、ワイルドな雰囲気を出すのが難しくて」とウルトラマンの役で培った爽やかキャラを封印。撮影の合間に厨房で筋トレをして作り上げたというマッチョな肉体を、ワイルドな白いTシャツ姿で見せた。

 料理も実際に作り、「だし巻き卵は毎日でも食べたいです」と主演の中村優一に言わしめるほどの腕前になった杉浦は、会見で随所に同ドラマにかける思いをにじませた。

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