進行性の肺腺がんで闘病中のヒップホップグループET-KINGのリーダー・いときん(38)が28日、大阪市内で行われた全国ツアー最終公演に出演した。8月の病名公表以来、公の場に姿をみせたのは初めて。
アンコールで登場し、大歓声を浴びながら力強い声で仲間と3曲を熱唱。「ほんま最高、ありがとう。病気を治してステージに立ち続けることが、皆さんへの恩返しやと思ってます」と深々と頭を下げた。
最後には「病人の体、見せたるわ!」と、上半身裸に。ムキムキポーズを決め「どや!」と叫ぶと、会場から大きな拍手が沸き起こった。