エレカシ宮本、NHK児童合唱団員だった 小学生でみんなのうたソロデビュー

 大みそかのNHK紅白歌合戦初出場を決めたロックバンド・エレファントカシマシの宮本浩次が25日、NHK「おはよう日本」の「けさのクローズアップ」に登場。自身のルーツとなったNHK児童合唱団の練習室を約40年ぶりに訪れ、団員たちから歌のプレゼントを贈られた。

 デビュー30周年で今年の紅白初出場を決めたエレカシ。歌うのは大ヒット曲の「今宵の月のように」だが、宮本は「緊張しないために、かなりのペースで練習してます」と苦笑いで打ち明けた。

 インタビューの収録はNHKで行われたが、宮本は小学校3年から5年まで、NHK児童合唱団に所属。「みんなのうた」で「はじめての僕デス」という曲でソロデビューも飾っていた。

 高瀬耕造アナウンサーから「ロックミュージシャンの原点が児童合唱団というのも異色」と振られると、宮本は「好きなこと」としながらも「(合唱団で)バスに乗って軽井沢に合宿に行くわけですよ。するとガイドさんが『歌を歌ってください』というと、ものすごい輪唱が始まって、ガイドさんも度肝抜かれて『こんなすごい歌初めてです』と。それ聞いて、すごいとこ来ちゃったなと思いました」と当時の思い出を懐かしそうに振り返った。

 それから時を経て、今年、宮本が作った曲「風と共に」が「みんなのうた」に採用され「本当に歌い続けて良かったと本当に思っている」としみじみ。インタビュー後、宮本はNHK内の児童合唱団練習室を約40年ぶりに訪問。団員たちから「風と共に」の合唱をプレゼントされ、涙を堪えたのか、思わず後ろを向いてしまうシーンも。

 歌を聞き終えると「いいじゃん!ドーンと来ました」と後輩達の歌声に感激の様子。「(歌に)揺さぶられるのは、根底に同じものが流れているから。歌って素晴らしい」と訴えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス