ひふみんこと将棋の加藤一二三・九段(77)が22日、大阪市内でトークイベントを行い、約1000人が集まった会場でデビュー曲「ひふみんアイ」を大熱唱した。
将棋では「神武以来の天才」と呼ばれたが、昨年、藤井聡太四段(15)に敗れ、今年6月に引退。歌手としても、「ひふみんアイ」を作った古坂大魔王(44)に「音楽の天才」とほめられたと得意顔で明かした。
今年の紅白歌合戦で審査員を務めるが、歌唱依頼はないそうで、「私が突然飛び入りで歌ったら、皆がひっくり返りますし…」と残念そう。ただ将来的な歌手出場には「僕は歌が得意なので、選ばれたら堂々と歌います」と意欲満々だった。