柴咲コウが鈴木亮平へエール 大河バトンタッチで集中力保つ秘けつを伝授
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(総合、日曜、後8・00)の主演・柴咲コウ(36)と、次作「西郷どん」(来年1月7日スタート)の主演・鈴木亮平(34)が30日、都内で、バトンタッチセレモニーを行った。鈴木は帯刀した役衣装、10月11日にクランクアップした柴咲は、時代劇の着物ではなく“現代ファッション”で登場し、それぞれの物語の舞台にちなんだプレゼントを交換。柴咲は静岡のみかん、鈴木は薩摩切子のグラスを贈り合った。
薩摩藩邸のセットで鈴木は、「大河のバトン重いものと思ってます」と表情を引き締めた。「明日(の撮影)が、いかに井伊家が幕府で巨大な力を持っていて、あいつらを何とかしないといけない、という(話し合いをする)シーン。(井伊家の直虎を演じた)柴咲さんに会ってしまうと、その気持ちに迷いが出てしまう」。戦国時代から幕末へ、300年の時空を超えた“大河ジョーク”も飛ばした。
1年以上に及ぶ長期撮影を乗り切る秘けつを、柴咲は「どうやって集中力を保てるか。私は予防策で狭いお部屋に引っ越して、お料理を作りたいけどキッチンを充実させず、セリフを覚えるのと寝るだけの部屋にしました」と伝授。先輩からの金言を、鈴木は「参考になります。狭い空間にいるようにします」と受け止めていた。